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2012-03-13 12:30 | カテゴリ:経営改善
経営方針は組織の進むべき方向を示す、羅針盤的な意味を持つものです。
創業者は起業する時、会社の存在意義を『理念』として掲げます。
さらに、存在目的を『経営方針』として文書化することにより、そこで従事するすべての人々にその考えを伝えるようにします。
その意味でも、経営方針は、この会社をどこに行くのかを導くもの、なのです。
この経営方針を実現していくために、より具体化された経営目標を持ちます。
さらには、この目標を実現するための事業計画を策定していきます。

したがって、中期または短期的にその会社(組織)がどのようになろうとしているかを知るには事業計画や経営目標を見れば理解できるようになります。
これは、社外から見てももちろんですが、社内での公表にも意味があります。つまり、社内における、当社の行く道(方向)の共有です。
社内のみんながその進む方向とその意図、方法を共有し、理解しないと実現は難しくなります。

経営方針には、きれいごとを並べる必要はないのですが、やはり社会貢献や顧客関係の考え方などを含めるといいと思います。
組織は社会に認知され、受け入れられて初めて繁盛し、成長していくものですから。
何年かたって、経営に疑問が生じた場合には、経営方針や理念を見直しましょう。
そのためにも『経営方針』や『経営理念』は有用です。


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