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2012-01-06 15:00 | カテゴリ:経営改善
あけましておめでとうございます。
早いもので、年末から、あっという間に年が明けました。

今年の経済状況予想については、本当にいろいろといわれており、その考え方もいろいろだなあと感じます。
今朝のニュースなんかにもありましたが、経済界の偉いさんたちは景気は良くなっていく、という感じらしく、またある経済学者の方はユーロ危機がさらに具体的に現実のものとなり、それが中国経済に波及して、結果的に日本経済に影響を与えることになるかも…と言っておられました。

まあ、いきなり景気が良くなる、なんてことはないと思いますが、一人一人が前向きな考え方で行動していくことも、景気をよくしていくのには必要なんではないかなあと思います。
政府はあんまり期待できないし…。

そのためには、中小企業に元気になってもらう必要がありますよね。
そして、状況の良くない、あるいは思うように伸びてくれないような会社は、変化をしていく覚悟が必要となるのではないでしょうか。

この数年、思うように伸びない、それどころか状況が悪くなっている、と感じている会社にとっては、もちろん、為替に異常な変動や去年の震災などの、会社にとってコントロール不可能な要素があって起こっていることもあるでしょうが、それを差し引いてもよくない、と感じているのであれば、これまでの会社のやり方、考え方を変える必要があるかもしれません。
だって、今までのやり方・考え方でうまくいかなかったのなら、帰るしか今の状況を打開する方法はないでしょうから。

そこで、もう一度今の考え方(ポリシーなども含めて)、やり方を見直してみることから始めましょう。このことは、うまくいっていない会社に限らず、儲かっている会社でも定期的に見直すことは有効なことです。

会社には、顧客以外にも債権者(仕入先や金融機関など)や株主、などの利害関係者が取り巻いています。もちろん、従業員もその一つです。
経営者の重要な責務の一つに、これらの利害関係者とのバランスをうまく保つ、ということがあります。
顧客は重要ですが、顧客ばかりに目をやっていて、従業員に目をやらなければうまく会社は運営できなくなりますよ、という感じでしょうか。

『利益』または『収益性』という観点からは、顧客が重要です。でも、やはりこの場合でも従業員(教育や作業環境という観点)や仕入先(サプライチェーン)、さらには金融機関との付き合い方も重要で、これらのバランスが、『利益』や『収益性』の向上をもたらしてくれます。

そこで見直しには、まず自社の組織構造と仕事のバランスから始めてはどうでしょう。
組織図のようなものを作ってみて(あればそれが現在のものを反映しているか見直して)、それぞれに与えられている仕事(責務)が明確になっているか、会社の仕事として存在するものが宙ぶらりんになっていないか、などを確認しましょう。

この段階から、部門ごとのコミュニケーションはしっかりととれるようにしていきましょう。
会社を変革していくうえで、この『社内各部署間のコミュニケーション』は非常に重要になります。
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