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2011-11-11 12:18 | カテゴリ:経営改善
セベ経営会計事務所の瀬部です。

景気が低迷している状況では在庫がだぶついている、なんてことになっている会社さんもあるのではないでしょうか?

在庫≒棚卸資産ですね。『≒』としたのは、在庫すなわち倉庫などに在るものがすべて『棚卸資産』として計上・管理されているとは限らないからです。
金額的に僅少なものは購入時に消耗品として費用処理されているものも少なくないでしょう。
でも、購入にはお金がかかっていますので、無駄な使用や紛失(まとめて「浪費」と呼びましょうか)が生じないようにきちっと管理すべきなのは、棚卸資産と同じです(程度の問題はありますけど)。

これらの管理としては、①会計的管理と②物的(品質)管理の2つの側面があると思います。

①の会計的管理は、それこそ帳簿上で、どのような材料(あるいは商品)を、いつ、何個を何円で、どこから購入したか、そしていつ、何個を払いだしたか、その結果、いまどれだけあるのか、がわかるようにすることです。
②の物的(品質)管理は、商品や材料などの在庫をいつでも利用可能なように(破損やさび付などないよう)保存することを中心に、今どの製商品や材料が、どこに、どれだけあるかがわかるようにすることです。

①と②は共通するところも多いです。帳簿(管理簿)としてはたとえば「製品入出荷有り高表」です。

たとえば今、どの材料がどこにどれだけあるか、わかりますか?さらには、どんな状態なのかの報告は受けていますか?
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