セベ経営会計事務所通信
中小企業と起業を目指す人を応援するセベ経営会計事務所のブログです。
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2011-11-25 01:18 |
カテゴリ:経営改善
昨日もほんと、寒かったですね。
外に出るときに少し厚着かな、と思ったのですが、全然そんなことはなかったです。
そういえば、24日は年末ジャンボ宝くじの発売日で結構並んでたみたいです(僕はまだ買っていません)。
そりゃ、そんな季節ですから寒くもなりますね。
さて、関西ではよく「儲かりまっか?」というような挨拶をしますが、「儲かった」ってどんな状況を言うのでしょうか?
たとえば投資をする場合に、当初出資額より多く帰ってきた場合に「儲かった」と思うのですよね。
100円を預けて、105円帰ってきたら「5円儲かった」っていう感じです。
会社の決算を迎えるとき、決算書上では儲かったようになっているけど、儲かった感がない、という場合はないですか?
これは、決算書の中の『損益計算書』上で計上される利益が必ずしも手元資金(現金+預金)の増加と一致しないことから起こります。
たとえば、極端な例で、期首に棚卸資産がなく、当期商品を100万円分仕入れて、原価で言うと40万円分を売ったとします。利益20%つけたとしたら売上は48万円です。この場合の粗利は8万円です。
仮にこれ以外に収益も費用もなかったとしたら、この利益にさらに税金を課されますね。
では手元資金はどうかというと、売った額の全額を回収したとしても、仕入れ金額を全額支払っていたなら52万円も減っていることになります。
しかもそれでもさらに税金を支払わないといけないことになります。
よく、利益が出ているのに税金を支払うお金がないので借り入れをする、なんていうことが起こりますが、損益計算書にはこのような仕組みがあるから起こるのです。
売れ残った棚卸資産は貸借対照表上の『流動資産』として繰り越されます。
損益計算書では他に固定資産の減価償却や売上債権の貸倒引当金計上など、現金の動きとは異なる見積もり計算の結果が反映されるので、結果として算出される利益では、いわゆる「儲かったかどうか」がいまひとつわかりにくくなります。
そこで、キャッシュ・フローの把握が必要となるのです。
キャッシュ・フロー(資金の動き)は過去の動きを検証するうえで有益なものですが、さらに資金計画なども導入したうえで、計画と結果をタイムリーに把握する体制づくりが中小企業でも必要になると思います。
外に出るときに少し厚着かな、と思ったのですが、全然そんなことはなかったです。
そういえば、24日は年末ジャンボ宝くじの発売日で結構並んでたみたいです(僕はまだ買っていません)。
そりゃ、そんな季節ですから寒くもなりますね。
さて、関西ではよく「儲かりまっか?」というような挨拶をしますが、「儲かった」ってどんな状況を言うのでしょうか?
たとえば投資をする場合に、当初出資額より多く帰ってきた場合に「儲かった」と思うのですよね。
100円を預けて、105円帰ってきたら「5円儲かった」っていう感じです。
会社の決算を迎えるとき、決算書上では儲かったようになっているけど、儲かった感がない、という場合はないですか?
これは、決算書の中の『損益計算書』上で計上される利益が必ずしも手元資金(現金+預金)の増加と一致しないことから起こります。
たとえば、極端な例で、期首に棚卸資産がなく、当期商品を100万円分仕入れて、原価で言うと40万円分を売ったとします。利益20%つけたとしたら売上は48万円です。この場合の粗利は8万円です。
仮にこれ以外に収益も費用もなかったとしたら、この利益にさらに税金を課されますね。
では手元資金はどうかというと、売った額の全額を回収したとしても、仕入れ金額を全額支払っていたなら52万円も減っていることになります。
しかもそれでもさらに税金を支払わないといけないことになります。
よく、利益が出ているのに税金を支払うお金がないので借り入れをする、なんていうことが起こりますが、損益計算書にはこのような仕組みがあるから起こるのです。
売れ残った棚卸資産は貸借対照表上の『流動資産』として繰り越されます。
損益計算書では他に固定資産の減価償却や売上債権の貸倒引当金計上など、現金の動きとは異なる見積もり計算の結果が反映されるので、結果として算出される利益では、いわゆる「儲かったかどうか」がいまひとつわかりにくくなります。
そこで、キャッシュ・フローの把握が必要となるのです。
キャッシュ・フロー(資金の動き)は過去の動きを検証するうえで有益なものですが、さらに資金計画なども導入したうえで、計画と結果をタイムリーに把握する体制づくりが中小企業でも必要になると思います。
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