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2011-11-21 18:18 | カテゴリ:ISO、取ってみたはいいけれど
今日はむちゃくちゃ寒いですね。

今日の午前中に、加除式書籍の差し替えサービスを受けたことを書きましたが、これはありがたいですね。
差し替えた後の不要となったページも持って帰ってもらってすっきりしました。送られてきた差し替え版が、ずっと差し替えられずに積み重ねられてましたからねえ。

それでも仕事部屋の机は本でいっぱいです。これも片づけてほしい…。

本といえば、私はISOの認証取得支援と認証後改善支援も行っているのですが、いつも気になるのが、『マニュアル』です。
ISOといえば『マニュアル』を作ることがメインだと思っている会社がまだ多いようです。
これは、審査をする側やコンサルにも問題があると思うのですが、マニュアルをはじめとする文書を持つことは、それなりに目的があるはずです。
意味のないものを作っても時間の無駄ですからね。
『マニュアル』を作るときは、なぜ必要なのかの『目的』を考えてみてください。
そこに明確な目的があり、文書を持つことの有用性を見出したなら、文書を作ることは有意義なものとなるでしょう。
ISO9001では『品質マニュアル』の作成を要求されていますが、これは「外部の審査を受けるから、どのようなプロセスがあり、どう関連しているかがわかるようにする」というのが要求目的の一つなので、その目的に合うように作ればそれでいいです。
ISO9001の本質は『顧客満足』です。
そうなるようにするためのルールを持つことが重要です。
でもそのルールも、なぜそうするのかという『目的または理由』がなければいけません。でなければ、そのルールを改善する、ということもできないからです。
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